エミリー・ウングワレー展−アボリジニが生んだ天才画家−
Utopia: the Genius of Emily Kame Kngwarreye
展覧会ホームページ: http://www.emily2008.jp/
仕事の休み時間を使って行って来ました。
エミリー・ウングワレー:
オーストラリア先住民アボリジニ
”狩猟採集”という人類の最も基本的なライフスタイルのまま4万年、5万年前から暮
らしてきました。
彼らは計り知れないような大地との密接なかかわりを持っています。
そして読む.書くといった『文字』という伝達手段を持たなかったアボリジニ達
は、
厳しい自然の中で暮らす貴重な知恵と情報を歌・踊り・そして『絵』によって次の
世代へと確実に伝承していったのです。
そんなオーストラリア中央の砂漠地帯でエミリー・ウングワレーは、
伝統的な生活を送りながら儀礼のためのボディ・ペインティングや砂絵を描いてい
た。
1977年からバ ティック(ろうけつ染め)の制作をはじめ、88年からはカンヴァス画
を描きはじめる。その後亡くなるまでのわずか8年の間に3千点〜4千点の作品を残し
た。
日本のような美術教育のない環境において、
これだけの作品を生み出し感動を与えるということは
芸術の“教育”というものに対して問われる。
環境や文化、国民性が生まれたころから各々違うが、
アボリジニの原始的なところに魅了された。